人工的に「寝ぼけた状態」をつくりだして処置を受けていただく方法です。
全身麻酔とは違い、完全に意識をなくすことは原則ありませんが、処置中の記憶はほとんどありません。もちろん、口を開けていただいたり、顔を横に向 けていただくことなどはできますが、やはり覚えていません。よって、歯科治療がどうしても苦手な方やインプラントなどの手術を受ける患者さまにお勧めです。
はじめに、電話などによる問診を受けていただきます。そこでお体の状態や服薬状況などを確認し、その後に静脈内鏡静法について説明いたします。もし不明な点などありましたら、お気軽におたずねください。
当日は誤嚥を防ぐため、飲食の時間制限があります。静脈内鏡静法をはじめるにあたり、心電計や血圧計などを装着したのちに、腕から点滴をします。そこから眠くなる薬を投与することで眠っていただき、その間に歯科処置を進めます。処置が終わりましたら、約1時間ほど休んだ後に帰宅となります。その後当 日は車や自転車の運転はできませんのでご注意ください。問診結果によっては静脈内鏡静法の施行を見合わせることがあります。
CAUTION
急性期の緑内症、卵・大豆などのアレルギーのある方はお申し出ください。
昭和53年 | 4月生まれ、東京都出身 |
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平成15年 | 鶴見大学歯学部卒業 |
平成15年 | 歯科大学病院麻酔科に入局、 麻酔科診療に従事する |
日本歯科麻酔学会 認定医 | |
アメリカ心臓協会BLSインストラクター | |
アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー |